産業医集中講座 全日程・費用・申込戦略【2026年度最新版】MAMIS対応 完全ガイド
産業医集中講座の申込は年々激戦化しています。
転職エージェントへの取材や転職経験のある医師へのヒアリングでも「抽選で落ちた」「申込開始直後に満員になった」という声が後を絶ちません。
さらに2025年4月からMAMIS(医師会会員情報システム)が本格稼働し、従来の紙の単位シール方式が完全廃止されたことで、申込・単位管理・新規申請まで手続きが根本的に変わりました。
この記事では、各主催機関への調査と受講経験のある医師へのヒアリングをもとに、2026年の産業医集中講座の全日程・費用・申込戦略・MAMIS対応手順を完全網羅しています。2025年の講座を逃した方も、2026年に向けて今から計画を立てたい方も、ここを読めば次の一手が明確になります。
📋 この記事でわかること
- ✅ 産業医資格取得の4ルートと集中講座が最適な理由
- ✅ 主要7会場の2026年最新日程・定員・費用一覧(調査時点)
- ✅ MAMIS登録の正しい手順(会員・非会員別)
- ✅ 競争率の高い講座に受かるための申込戦略
- ✅ 受講経験者のリアルな声(ポジティブ・ネガティブ両方)
- ✅ よくある質問(FAQ)5選
産業医資格の需要は今なぜ高まっているのか
稼働産業医は「有効者の半数以下」という現実
産業医とは?【2026年版】仕事内容・選任義務・資格取得・相談方法を完全解説
厚生労働省「令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、国内の医師総数は347,772人と過去最多を更新しています。一方、産業医の供給側に目を向けると深刻な実態が浮かび上がります。
厚生労働省「医師会が関わる産業保健の現状」のデータによると、令和4年度の認定産業医総数は約107,000人、有効者数は約70,000人です(出典:リモート産業保健 産業医の人数解説)。さらに、実際に産業医活動をしている医師は34,166名で、有効者の48.7%と半分に満たないのが実情です。
つまり、資格を持っていても稼働していない医師が半数超に上り、求人ニーズと稼働人数のギャップは依然として大きい状況です。加えて、活動中の認定産業医の年齢構成を見ると、50代が約24%・60代が約35%・70代が約22%と高齢化が顕著で、若手の新規参入が急務となっています。
「資格を持っているだけ」では損をする時代
産業医の求人は専属・嘱託含めて常に不足しており、資格取得後すぐに副業・週1回の嘱託産業医として活動できるケースも増えています。転職エージェントへの取材によると、産業医資格を持つ医師はそうでない医師に比べて求人選択肢が2〜3倍以上広がると言われています。
「今すぐ使わなくても取っておく」という方針で、研修医・専攻医時代に集中講座で取得する医師が増えているのは、このような背景があります。
「研修医3年目のときに北九州の集中講座を受けました。当時は産業医になるつもりは全くなかったのですが、先輩医師に『取れるときに取っておけ』と言われて。今は副業として月2回の嘱託産業医をしており、年収換算で約100万円のプラスになっています。あのとき取って本当に良かった」
(30代・麻酔科医・集中講座受講経験者)
産業医資格取得の4ルートと集中講座が選ばれる理由
4つの取得ルートを徹底比較
産業医学基礎研修とは?【2026年版】50単位の内訳・集中講座の選び方・MAMIS申請まで
産業医になるには医師免許取得後、以下の4つの方法のいずれかで要件を満たす必要があります。
| 取得ルート | 概要 | 期間 | 費用目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| ①日本医師会 産業医学基礎研修(50単位) | 集中講座または分散受講で50単位修了 | 最短6日間〜1年以上 | 3〜15万円 | ★★☆☆☆ |
| ②産業医科大学 産業医学基本講座(修了) | 入学または東京・九州の講座を修了 | 4〜5か月 | 50万円 | ★★★☆☆ |
| ③労働衛生コンサルタント試験(保健衛生区分合格) | 国家試験に合格 | 1年以上 | 受験料のみ | ★★★★☆(合格率約30%) |
| ④大学教員(労働衛生科目の教授・准教授・講師) | 当該職に就いていること | — | — | 一般医師には非現実的 |
上記のように、①日本医師会の産業医学基礎研修(50単位修了)ルートが、コスト・期間・難易度のバランスで圧倒的に有利です。集中講座を選べば最短6日間で50単位すべてを修了できます。
「分散受講」と「集中講座」、どちらを選ぶべきか
産業医学基礎研修の50単位は、全国各地で随時開催される個別研修会を少しずつ受講しても取得できますが、1回あたり2〜6単位程度のため1年以上かかるのが通常です。
一方、集中講座は複数日程をまとめて受講することで50単位を一気に取得できます。各会場の集中講座を調査・比較したところ、忙しい臨床医・研修医には集中講座が圧倒的に効率的という結論が出ています。
- ✅ 最短6日間で50単位が揃う
- ✅ 事前準備(MAMIS登録)さえ済ませれば当日から単位が反映される
- ✅ 受講後すぐに新規申請が可能(MAMIS上でオンライン完結)
- ❌ 定員が少なく抽選・先着で落ちるリスクがある
- ❌ 特定の時期にまとまった日程を確保する必要がある
2026年度 主要7会場の最新日程・費用・定員一覧
各会場の特徴と日程(調査時点での情報)
転職エージェントへの取材と各主催機関への調査をもとに、主要7会場の情報をまとめました。2026年度の詳細日程は未発表のものも多く、以下は調査時点の情報と例年の傾向に基づく予測を含みます。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
| 会場・主催機関 | 開催時期(例年) | 定員 | 費用目安 | 申込方式 |
|---|---|---|---|---|
| 産業医科大学(北九州) | (第1クール) 令和8年7月27日(月)~8月1日(土) (第2クール) 令和8年8月3日(月)~8月8日(土) |
各クール390名(計780名) | 160,000円(税込) | 抽選(2025年度より)
申込期間:令和8年4月1日~ 令和8年4月7日 |
| 産業医学振興財団(東京・大阪) |
東京:春(令和9年3月20日〜22日)、大阪:秋(令和8年9月19日〜21日)
|
東京約300名、大阪200名 | 60,000円程度 |
抽選制(令和7年度より移行済み) 申込期間:令和8年6月1日~ 令和8年6月8日 令和8年12月1日~ 令和8年12月8日 |
| 東北大学(仙台) |
令和8年6月26日〜28日(生涯研修のみ・確定) ※年複数回開催の見込み(未発表・例年の傾向より) |
120名 | 約30,800円(2日半合計) | 抽選 |
| 帝京大学医師会(東京) | 1月(4日間) | 非公表 | 非公表 |
先着順(事前申込制) ※10月申し込み |
| 獨協医科大学同窓会(宇都宮) |
春・夏(2回開催予定) 春:令和8年5月5日〜6日 夏:2026年8月8日(土)・9日(日)、8月15日(土)・16日(日)、9月22日(火・祝)・23日(水・祝)の計6日間。 |
基礎・生涯研修合わせて300名 |
17,000円〜23,000円 |
先着順 |
| 岡山大学(岡山) | 7月・9月(前期・後期)
|
120名 | 132,000円 |
抽選(3段階申込) 3月31日で申し込み終了。 |
| 東京科学大学医師会(東京) | 5月(3日間) | 300名 | 非公表 | 先着順(申込開始3月頃) |
※上記費用・定員は過去の実績・調査に基づく参考値です。2026年度の確定情報は各主催機関の公式サイトにてご確認ください。
会場別・特徴の詳細解説
① 産業医科大学(北九州)集中講座:最短・永久資格で最人気
産業医科大学が北九州市で毎年7or8月に開催する集中講座は、全国最大規模かつ最人気の講座です。2026年度は1クール390名×2クールの計780名を募集。2025年度から抽選制に変更され、より公平な申込機会が提供されるようになりました(出典:doctor-tenshoku.site 調査)。
最大の特徴は「産業医学基本講座修了認定書」という永久資格(申請・更新不要)が取得できる点です。日本医師会認定産業医とは異なり、5年ごとの更新手続きが不要なため、長期的な手間が大幅に省けます。
- 費用:160,000円(税込)※昼食・資料・参考書籍代含む
- 期間:6日間連続(第1クール:7月27日〜、第2クール:8月3日〜)
- 申込:例年4月初旬(4月1〜7日頃)に抽選申込受付
- 2026年日程:2025年12月〜2026年1月頃に公式サイトで発表
- 公式サイト:産業医科大学 産業医学基礎研修会集中講座
「北九州は遠かったですが、6日間で永久資格が取れることを考えると圧倒的にコスパが良い。宿泊費込みでも他会場と比べて高くないし、講義の質も高かった。抽選に落ちたときは本当に落ち込みましたが、翌年リベンジして受かりました」(40代・内科医・北九州集中講座受講経験者)
② 東北大学(仙台):2日半の集中講座形式(生涯研修のみ)
東北大学大学院医学系研究科産業医学分野が主催する研修会は、令和8年度(2026年度)から開催形式が変更されています。令和8年度は生涯研修単位のみの取得となり、基礎研修単位は取得できませんので、既に産業医資格をお持ちの方向けの更新研修として位置づけられています。
令和8年度の開催日程は2026年6月26日(金)15:00〜19:00、6月27日(土)9:00〜18:00、6月28日(日)9:00〜17:00の2日半で、会場は東北大学医学部開設百周年記念ホール(星陵オーディトリアム)、仙台市青葉区星陵町2-1 です。
定員は120名(応募者が定員を超えた場合は抽選)。受講費用(予定・税込)は以下のとおりです。
- 6月26日(金):5,500円、6月27日(土)・28日(日):各11,000円、テキスト代:3,300円(3日間すべて受講した場合の合計:約30,800円)
申込・注意事項
- 申込は先着順ではなく、受付期間(約1週間)内に申し込む方式
- 1日のみの参加申込も可能。抽選となった場合は申込者単位で抽選が行われ、当選すれば希望する全日程の受講が確定
- 2025年4月より、認定産業医の各種手続きにはMAMIS(医師会会員情報システム)のマイページ登録完了が必須。未登録の場合は取得した単位がMAMISに反映されないため、事前登録が必要
- 申込受付開始日・プログラム等の詳細は2026年5月初旬〜中旬を目処に公式サイトへ掲載予定
(出典:東北大学産業医学分野 公式サイト、2026年2月10日更新)
③ 帝京大学医師会(東京):冬季・首都圏アクセス抜群
帝京大学医師会が東京都医師会と共催する冬季研修会は、4日間受講で実地4単位+後期26単位の計30単位が取得可能な講座です。前期14単位は別途取得が必要なため、夏季講座や他会場との組み合わせで50単位を揃える戦略が有効です。
2025年度冬季(2026年1月)の開催日程
- 2026年1月10日(土)9:00〜18:00
- 2026年1月11日(日)9:00〜17:00(〜18:00)
- 2026年1月17日(土)9:00〜18:00
- 2026年1月18日(日)9:00〜17:00(〜18:00)
取得可能単位の詳細
4日間すべて受講(基礎研修):実地4単位+後期26単位。
1日のみ受講(基礎研修)の場合:実地2単位+後期6単位(1/10・1/17)または後期7単位(1/11・1/18)。
生涯研修として1日受講する場合は、実地2単位+専門5単位+更新1単位(1/10・1/17)、または実地1単位+専門6単位+更新1単位(1/11・1/18)の取得が可能です。
申込・注意事項
- 申込受付:2025年10月10日(金)10:00〜10月15日(水)23:59(受付済み)
- 申込はMAMIS(日本医師会会員情報システム)のマイページ登録が必須。実施要項内のフォームから送信
- 先着順ではなく抽選制。落選者は自動的にキャンセル待ち登録となる(新規キャンセル待ち申込不可)
- 受講確定者へは10月下旬〜11月中旬頃に受講料振込書類・受講票・案内図を郵送。12月下旬までに受講票が届かない場合は抽選漏れ(不可通知なし)
- 2026年度分は同様に前年10月頃の募集開始を予定
年間体制(前期14単位の取得について)
夏季には東京都医師会・帝京大学医師会産業医基礎研修会(3日間)が開催され、前期14単位+実地6単位の取得が可能です。夏季+冬季の両方を受講することで、首都圏のみで50単位の完結が見込めます。
(出典:帝京大学医師会 産業医研修会情報)
④ 産業医学振興財団(全国主要都市):生涯研修専門・全国最大規模の研修機関
公益財団法人産業医学振興財団が主催する講習会は、既に産業医資格をお持ちの方の更新を対象とした生涯研修専門の機関であり、新規取得に必要な基礎研修単位は取得できません。講習会は大きく「産業医学専門講習会」と「産業保健実践講習会」の2種類に分かれます。
【産業医学専門講習会】3日間・生涯研修20単位一括取得
3日間の受講で生涯研修(更新)4単位+(実地)3単位+(専門)13単位の計20単位が一括取得できる、認定産業医の更新に特化した講座です。非認定産業医は研修単位になりませんのでご注意ください。
直近・今後の開催予定
令和8年度・大阪会場:2026年9月19日(土)〜21日(月祝)、難波御堂筋ホール、定員200名、受講料60,000円、申込受付:2026年6月1日(月)正午〜6月8日(月)正午
令和8年度・東京会場:2027年3月20日(土)〜22日(月祝)、ベルサール九段、定員200名、受講料60,000円、申込受付:2026年12月1日(火)正午〜12月8日(火)正午
【産業保健実践講習会】1日・生涯研修6単位
5年ごとの認定産業医資格更新に必要な生涯研修6単位が取得可能な1日講習会です。全国各地で開催されており、横浜・大阪・福岡・名古屋・岡山・仙台・東京などで順次実施されています。
受付開始時刻はすべて正午。令和7年度開催分より応募者多数の場合は抽選により決定する方式に変更されています。
申込・注意事項
- 受付開始・終了時刻はすべて正午予定。開始時刻になっても画面が切り替わらない場合は「ページの更新」が必要
- 令和7年度開催分より、応募者が多数の場合は抽選制 に移行済み
- 申込・詳細は公式サイト
(出典:産業医学振興財団 公式サイト・東京都医師会 産業医スケジュール)
⚠️ 重要:どちらの講習会も生涯研修のみ。基礎研修(新規取得)には使えません。 令和7年度から抽選制に変更されており、受付期間(約1週間)を逃すと次回まで待機が必要です。
⑤ 獨協医科大学同窓会(宇都宮):春・夏の2回開催、新規取得も更新も可
2026年度獨協医科大学産業医学講習会は、春と夏の2回の開催が予定されています。いずれも会場はライトキューブ宇都宮(JR宇都宮駅直結)で、栃木県外からのアクセスも良好です。
第26回(春季):2026年5月5・6日(連休)
開催日程は2026年5月5日(火・祝)・5月6日(水・祝)の2日間。主催は栃木県医師会です。
取得単位:
- 5月5日:基礎研修 後期9単位 / 生涯研修 専門9単位
- 5月6日:基礎研修 実地2単位+後期6単位 / 生涯研修 実地2単位+更新2単位+専門4単位
受講料は、獨協医科大学同窓会員(会費完納の正会員)は1日につき16,000円、それ以外の医師は1日につき21,000円 。定員は基礎・生涯研修合わせて300名(追加募集なし。同窓会枠あり)。
⚠️ 2026年3月14日付で、第26回の申込期間が4月6日まで延長されています。(申込終了)
第27回(夏季):2026年8月〜9月・分散型6日間
開催日程は2026年8月8日(土)・9日(日)、8月15日(土)・16日(日)、9月22日(火・祝)・23日(水・祝)の計6日間。
取得単位:
- 基礎研修は全日受講で産業医申請に必要な50単位を、生涯研修は複数日受講で更新に必要な20単位を取得可能な内容で検討中(2026年1月29日現在、日本医師会へ開催申請中)
受講料:
- 同窓会員は、8月8・9・16日および9月22・23日が1日につき17,000円、8月15日のみ18,000円。それ以外の医師は各日22,000円・23,000円
定員は基礎・生涯研修合わせて300名(追加募集なし。同窓会枠あり)。
申込・注意事項
- 申込は先着順。申込日を含めて5日以内に受講料の支払いが完了していない場合は、自動的にキャンセル扱い
- 入金後のキャンセルは返金不可
- 1日単位でのお申込みが可能。部分受講も可能だが、受講料は1日分
- キャンセル待ちは原則として受け付けていない
- 単位はMAMIS(医師会会員情報システム)上で管理。2025年4月より単位シールは廃止。日本医師会非会員は登録に1か月程度かかるため早めの対応が必要
(出典:獨協医科大学同窓会 産業医学講習会ページ、最終更新:2026年3月14日)
⑥ 岡山大学(岡山):50単位一括取得・三連休2回で完結
岡山県医師会主催・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科が協力する基礎研修会は、産業医資格取得に必要な50単位すべてを受講する方のみを対象としており、一部受講や前半・後半を分けての受講は想定していません。
2026年度の開催概要
会場は岡山大学医学部 臨床第一講義室(岡山大学鹿田キャンパス、岡山市北区鹿田町)です。
日程は以下の2回(三連休ごと):
- 前半:2026年7月18日(土)〜7月20日(月祝)
- 後半:2026年10月10日(土)〜10月12日(月祝)
- 予備日(台風等の場合):2026年11月21日(土)〜11月23日(月祝)
定員は120名(若干名の岡山大学医師会優先枠あり)。資料代は132,000円(資料代・昼食代含む、前後半合計)です。
三段階の独自申込フロー(2026年度実績)
申込は「日本家族計画協会研修申込サイト(jfpa.manaable.com)」から行う抽選制です。
【第一段階】サイトへの会員登録
【第二段階】予備申込・確認書の提出 受付期間:2026年2月1日(日)8:00〜3月31日(火)15:00
【第三段階】抽選申込 受付期間:2026年3月24日(火)10:00〜3月31日(火)15:00。アクセス集中防止のため、医籍登録番号の末尾が偶数(0・2・4・6・8)の方と奇数(1・3・5・7・9)の方で、申込可能な時間帯(午前・午後)が日ごとに異なる
抽選は4月上旬に実施。当選者には支払方法等を連絡。初回落選者にはキャンセル待ちのおおよその順位を通知します。
⚠️ 2026年度の抽選申込は2026年4月1日に終了済み。現在は抽選結果待ちの状態 です。2027年度受講を希望する場合は、公式HPからのお知らせメール配信登録(秋頃開始予定)への登録が最初のステップとなります。
申込・注意事項
- 案内はHPからのみ発信。SNSや外部サイトでの告知は行わないため、公式サイトの定期確認が必須
- MAMIS(医師会会員情報システム)への事前登録が必要。手続きから登録完了まで時間を要するため早めの対応が必要
- 研修会期間中はファジアーノ岡山の試合など市内イベントとの重複あり。宿泊が必要な方は早めの予約を推奨
(出典:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 公式サイト、最終更新:2026年4月7日)
2025年最重要変更点:MAMIS完全移行の全手順
MAMISとは何か・なぜ今すぐ登録が必要か
産業医集中講座 全日程・費用・申込戦略【2026年最新版】MAMIS対応 完全ガイド
2025年4月より、MAMIS(医師会会員情報システム:マミス)が正式稼働し、日本医師会会員・非会員を問わずすべての産業医がMAMIS上で単位管理・新規申請・更新申請を行う仕組みに完全移行しました(出典:大阪産業保健総合支援センター)。
重要なのは、MAMISのマイページ登録が完了していない状態で研修を受講しても、取得した単位がMAMISに登録されない点です。せっかく受講しても単位が無効になる可能性があるため、集中講座の申込前・受講前に必ずマイページ登録を完了させることが絶対条件です(出典:静岡産業保健総合支援センター)。
MAMIS登録手順:会員・非会員別の完全ガイド
【日本医師会 会員の方】
医師会員の場合は、すでにMAMISに利用者情報が登録されています。医師会から通知されたログインID・パスワードでログインし、メールアドレス等の必要情報を登録して初期設定を完了させてください(出典:全国医師会産業医部会連絡協議会)。
- MAMIS(https://mamis.member-sys.info/)にアクセス
- 医師会からはがきで通知されたID・パスワードでログイン
- メールアドレス・必要情報を入力して初期設定完了
- マイページで単位の確認・申請が可能に
【日本医師会 非会員の方】
非会員の場合は、MAMISのログイン画面にある「利用者登録」ボタンから一から登録が必要です。登録完了まで約1か月程度かかることがあるため、集中講座の申込を決めたらすぐに手続きを開始してください(出典:獨協医科大学同窓会)。
- MAMIS(https://mamis.member-sys.info/)にアクセス
- 「利用者登録」ボタンをクリック
- 氏名(漢字・フリガナ)・生年月日(西暦)・医籍登録番号・性別・メールアドレス・電話番号を入力
- 登録完了まで1か月程度待機
- マイページ有効化後、研修会の申込・単位確認が可能に
【研修会当日の単位取得方法(2025年4月以降)】
2025年4月1日以降に開催される研修会では、単位シール・紙の修了証は発行されません。代わりに以下の流れで単位が登録されます(出典:第35回日本産業衛生学会全国協議会)。
- 参加証(ネームカード)のQRコードを会場の読み取り機にかざす
- 入室時と退室時の計2回、QRコードを登録
- 主催者が受講履歴をMAMISに登録(後日)
- マイページで取得単位を確認
QRコードの登録はプログラム開始時間の10分後・終了時間の10分後が受付終了なので、遅刻・早退には十分注意が必要です。
MAMIS手続きでよくあるトラブルと対処法
- ❗「医籍登録番号が既に登録されていると表示される」→会員の方は既にMAMIS登録済みのため、「利用者登録」ではなくID・パスワードでのログインが必要
- ❗「ID・パスワードが分からない」→医師会からのはがきを確認。紛失した場合はMAMIS運営事務局(TEL:0120-110-030、平日10:00〜18:00)に問い合わせ
- ❗「登録してから1か月経ってもマイページが使えない」→MAMIS運営事務局へメール(inquiry@mamis.med.or.jp)で問い合わせ
競争率の高い集中講座を勝ち取る!申込戦略5か条
戦略①:申込カレンダーを今すぐ作成する
最も重要なのは「申込開始日時を見逃さないこと」です。各会場の申込開始は年によって多少前後しますが、例年の傾向から以下のスケジュールで動くと準備が整います。
| 月 | やるべきこと |
|---|---|
| 今すぐ(2026年中) | MAMISのマイページ登録を完了させる(非会員は1か月かかる) |
| 2026年12月〜2027年1月 | 産業医科大学の2027年度集中講座日程・申込開始日を公式サイトで確認(※例年の傾向。確定情報は公式サイトで要確認) |
| 2027年2月頃 | 産業医科大学の申込期間(例年4月1〜7日頃)。抽選のため期間内なら慌てなくてよい |
| 2026年3月〜4月初旬 | 産業医科大学の申込期間(4月1〜7日頃)。抽選のため期間内なら慌てなくてよい |
| 2026年6月頃 | 産業医学振興財団(大阪)の申込開始確認(例年の傾向) |
| 2026年10月頃 | 帝京大学医師会の申込開始確認(冬季1月開催分・例年の傾向) |
戦略②:「第一志望+第二志望」の並行申込を徹底する
北九州集中講座は抽選制のため、1会場だけに絞るのは危険です。転職経験のある医師へのヒアリングでは、「第一志望が北九州、第二志望が東北大学で両方に申し込んでいた」という声が複数ありました。当選した会場に参加し、もう一方はキャンセルするという戦略が合理的です。
戦略③:「50単位を一度に揃えられない会場」は組み合わせ受講で補う
帝京大学(後期26単位+実地4単位のみ)、産業医学振興財団の生涯研修講座など、50単位すべてを1会場で取得できない講座も多くあります。前期14単位を別途取得する必要があるため、東京科学大学医師会(前期15単位・後期・実地20単位、5月開催)などを組み合わせるのが効率的です。
戦略④:MAMIS登録は「申込より2か月前」に済ませる
MAMISの非会員登録は完了まで最大1か月程度かかります。さらに登録完了後のシステム習熟を考えると、集中講座の申込前に余裕を持って2か月前に登録を済ませることを強くおすすめします。
戦略⑤:「カリキュラム表」を先に確認し、目的の単位が取れるか確認する
各会場によって取得できる単位の種類(前期・後期・実地)が異なります。例えば、東北大学(2026年度)は生涯研修のみの1回開催(6月)となっており、基礎研修単位は取得できません。新規取得を目指す方は他会場を選ぶ必要があります(出典:東北大学産業医学分野 公式サイト)。申込前に必ず各会場のカリキュラム表で「どの単位が何単位取れるか」を確認しましょう。
「最初に申し込んだ講座が『後期研修しか取れない』ことに当日気づいて愕然とした。前期14単位がまだゼロだったのに後期26単位を先に取っても資格取得が大幅に遅れる。最初にカリキュラム表を細かく確認していれば回避できたミスでした」(30代・外科医・複数会場受講経験者)
受講前後の完全チェックリスト
受講前(申込〜当日まで)のチェックリスト
- ☑ MAMISのマイページ登録が完了している
- ☑ 医籍登録番号・生年月日(西暦)・メールアドレスがMAMIS上に正確に登録されている
- ☑ 申込フォームで必要事項(漢字氏名・フリガナ・医籍登録番号・生年月日・性別)を正確に記入した
- ☑ 受講料の振込を期限内に完了した
- ☑ 参加証(ネームカード)を印刷または準備した
- ☑ 当日の会場アクセス・宿泊施設を手配した(北九州など遠方会場)
- ☑ 目的の単位種別(前期・後期・実地)が取得できる会場であることを確認した
受講当日のチェックリスト
- ☑ 参加証のQRコードを入室時・退室時の2回かざす(プログラム開始後10分以内・終了後10分以内)
- ☑ 途中退出はQRコード登録期限に影響するため最後まで受講する
- ☑ テキスト・配付資料を受け取る(北九州は昼食付き)
受講後のチェックリスト(新規申請)
- ☑ MAMISのマイページで50単位が正しく登録されていることを確認する
- ☑ 50単位充足を確認したらMAMIS上の申請画面から新規申請を行う
- ☑ 産業医科大学の修了者は修了認定書の写真/PDFをMAMIS上でアップロードする(原本提出不要)
- ☑ 2025年3月以前に取得した手帳管理の単位がある場合は、その合計とMAMIS管理単位の合計で申請する
「受講後に忘れてMAMISを2週間放置してたら、単位の反映に時間がかかっていてヒヤリとした。主催者側のMAMIS登録に数週間かかる場合もあるそう。受講後1週間たっても単位が反映されていなければ主催者に確認したほうがいい」(40代・精神科医・岡山大学受講経験者)
産業医資格取得後のキャリア展開
資格取得後すぐにできること
医師向け非公開求人の効率的な探し方|転職プロが教える5つの戦略
産業医資格を取得後、多くの医師が選ぶのが「嘱託産業医(月1〜2回の訪問)」としての副業です。転職エージェントへの取材によると、嘱託産業医として月1〜2社を担当する場合の報酬相場は月5〜15万円程度が一般的とされています。臨床を続けながら副収入として活用する医師が増えています。
一方、本格的にキャリアチェンジを考える医師には、専属産業医(大企業・医療機関の専任)という選択肢もあります。転職経験のある医師へのヒアリングでは「専属産業医に転職して残業ゼロ・年収1,200〜1,500万円で精神的に安定した」という声も聞かれています。
産業医としてのキャリアを本格的に考え始めたら
産業医求人は医師転職サービス各社で取り扱っており、非公開求人の比率が高いカテゴリーでもあります。まずは転職エージェントに登録して非公開求人の情報収集から始めることを、複数の転職経験のある医師が推奨しています。
医師転職ドットコム徹底レビュー|利用者の口コミと評判から見る真実
医師転職ドットコム非公開求人の全貌|18,000件超の好条件求人を徹底解説
よくある質問(FAQ)
医師転職ドットコム会員登録完全ガイド|業界最大級の44,000件求人から理想の転職を実現
-
Q1. 集中講座は研修医でも受講できますか?
- A1. 受講自体は医師免許保有者であれば研修医でも可能です。産業医として活動するためには医師免許が必要ですが、資格取得(50単位修了・新規申請)は研修医期間中でも手続きできます。取得後5年以内に申請・認定を受ければ有効です。ただし、実際に産業医として事業所から委嘱を受けるのは医師免許取得後となります。
-
Q2. MAMISの非会員登録に1か月かかる場合、来月の講座に間に合わせるにはどうすればよいですか?
- A2. MAMIS運営事務局(inquiry@mamis.med.or.jp / TEL:0120-110-030)に問い合わせて、緊急で処理してもらえるか確認してください。ただし保証はありません。登録が間に合わない場合、研修を受講しても単位がMAMISに登録されないリスクがあります。余裕を持って少なくとも2か月前には登録を始めることを強く推奨します。
-
Q3. 産業医科大学の集中講座と日本医師会認定産業医は何が違いますか?
- A3. 産業医科大学の「産業医学基本講座修了認定書」は産業医科大学が発行する永久資格で、取得後の申請・更新が不要です。一方、日本医師会認定産業医は5年ごとの更新(生涯研修20単位以上)が必要です。どちらも労働安全衛生法上の「産業医の要件」を満たす資格です。北九州の集中講座を修了すると、日本医師会認定産業医の基礎研修50単位も同時に取得できるため、両方の申請に対応できます。
-
Q4. 2025年4月以前に取得した単位(紙の手帳管理)はどうなりますか?
- A4. 2025年3月以前に産業医学研修手帳で管理していた単位は引き続き有効です。新規申請・更新申請時には「手帳管理の単位数」と「2025年4月以降のMAMIS管理の単位数」の合計が規定の単位数を満たしているかをMAMIS上で申請します。申請後は手帳の原本を郵送する必要があります(沖縄県医師会の情報より。各医師会によって異なる場合があります)。詳細は所属医師会またはMAMIS運営。